フォトグラファーは状況に応じてレンズを使い分けています。

記事のタイトルにしている「シンデレラレンズ」とは。

・レンズの構造がシンプル

・レンズ枚数が少ないので明るい

・プロの様な描写の写真が撮れるレンズ

・価格が高くないレンズ

 

メーカーによってシンデレラレンズに該当するレンズは若干異なります・

ニコンやキャノンでは、「50mm」「1.4」の単焦点レンズだと思って下さいね。

このレンズは、フォトグラファーも良く使います。

綺麗なボケを出したり、ボケを出しながらシャープさも出すことの出来る優れたレンズです。

 

さて、写真が上手になるレンズに話を戻しましょう。

例えば「人物撮影」であれ。

・被写体となる人物をどの様なイメージで表現するのか?

・被写体だけを主役として浮き立たせるのか?

・周りの情景を主役として、そこに被写体を溶け込ませるのか?

・被写体と背景の距離、被写体とフォトグラファーまでの距離はどれぐらいあるのか?

 

撮影をする場所や撮影をする時間帯などによっても選択するレンズは違ってきます。

 

■レンズの種類

・レンズには「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」があります。

単焦点レンズは、決まった焦点距離のレンズです。

ズームレンズは、広範囲の焦点距離のレンズです。

 

・レンズには、「広角」「標準」「望遠」があります。

「広角レンズ」は、画角が広範囲。

「標準レンズ」は、肉眼で見る画角に近い範囲。

「望遠レンズ」は、画角が狭くて遠くのものが近くに写るレンズ。

 

写真が上手になるレンズは「単焦点レンズ」

写真が上手になるレンズは「単焦点レンズ」

■写真が上手になるレンズは「シンデレラレンズ=単焦点レンズ」

シンデレラレンズ(単焦点レンズ)は、ズームレンズのように自分が動かないで焦点距離を変えることはできません。

しかし、単焦点レンズはズームレンズに比べると、「明るさ」や「画質」、「価格」が優れています。

最近の「ズームレンズ」も単焦点レンズに引けを性能を有しているものもありますが、やはりレンズの設計が複雑になり、どうしても単焦点レンズに比べると暗くなってしまいます。

 

■「撮像素子」のサイズによってレンズの焦点距離は変わる

・「フルサイズ」は、レンズに表記されている焦点距離で撮影出来ます。

・「APS-C」は、レンズに表記されている焦点距離の約1.5倍になります。

※「フルサイズ(FX)」のカメラに、「APS-C(DX)」専用のレンズは装着出来ますが、使えませんのでご注意ください。

カメラが「APS-C」でも、揃えるレンズは「フルサイズ」用のレンズにしましょう。

 

■何ミリのレンズをはじめに揃えたらいいの?

これは、撮影する内容によって異なってきます。

ですが、初めに揃えるレンズとしてお勧めのは、「単焦点」の「標準」レンズです。

「フルサイズ」であれば「50mm」、「APS-C」であれば「35mm」です。

揃えられるレンズの明るさは「f2.8」より数字の少ないもの、お勧めはとしては 「f1.4」です。

 

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