今年を振り返ってみると、写真との関わり方が大きく変化した一年だったような気がする。
撮影した写真でお金を頂くことで一般的にはプロカメラマンになるのだと思う。
そう考えると随分昔からカメラマンなんだなと、、、
カメラに初めて触った記憶は幼少期に自分で雑誌の末ページに載っていたコンパクトなフィルムカメラだったような気がする。
写真で食べていこうと考えたことは正直一度もないのかもしれない。
どこかで写真を学んだりスタジオマンなどはしていないし、カメラマンのアシスタントもアルバイト程度の記憶しかない。
カメラマンの定義って随分曖昧なものなのだと思う。
ほとんどの方はフリーだし、私はカメラマンですと言えばカメラマンなんだと思う。
こんなことを書きたかったのではなかった(笑)
今年何が大きく変わったのかと振り返ると「カメラマン」から「写真家」への意識が明確になったことなのかもしれない。
こんなことを何で書き始めたのかもわからないまま書き進めてます。
私自身の忘備録なのかな?
と言っても、明確にこれを撮りたいとか猛烈な思いがあるわけではなく、なんとなく「ピンとこれ!」と感じるところから動く性質があるようです。
それと作品に自分の感情を転写したくないとは感じています。
それは風景でも人物でも。
その瞬間を切り取るお手伝いをさせてもらっている感覚なのかな?
全く考えていないわけではないですよ(笑)
ピンときたものを収めるにはカメラの設定やらを調整しないといけないので、独学ではありますが、ちゃんと考えなが試行錯誤はしています。
でも、構図を考えることは少なく、シャッターは自分の意思とは別に切っている気がします。
なので、私が実際には撮影している作品なのにそれを見ると「へ〜こんな風に撮るんだ〜」となるんです(笑)
これが、仕事として請け負うとなかなかね。
クライトさん側の求めるものを納めないといけないので。
今年は作品撮りのために海外に二回も出かけることができたし、国内ではモデルさんに恵まれる中ポートレート作品を数多く残す事が出来ました。
個展も二回開催する事が出来ました。
また、多くの方に写真集や作品を購入もして頂けました。
写真作家として、本当に幸せな一年でした。
あれ?
なぜ一眼レフカメラから中判カメラのハッセルブラッドを使うようになったのかも書こうと思っていたに、知らぬ間に締めくくってしまっていた。
まっ!
私らしいといえば私らしのかな(笑)